5月10日 金曜日、
おはようございます。 静修CLUB へ ようこそ。
黄金週間も過ぎて、明るく澄んで乾燥した季節がやってきました。
自然に洗濯しようと思う日が続いています。
きのうのこと、周智トンネルの上を通る県道389号線を歩いてみました。
時刻は午後3時近く。
車も人も通らない静かな杉林の中をゆっくり歩きました。
絵本の中にでも入り込んだような光景がありました。
ほらっ。
シダの葉の上に鳥が翼を広げているような ・・・ 。
近くへ寄ってみると
これはいったい何なんでしょう。
この植物の一部には違いないのですが、
下の葉とは違った形です。
この翼は微かな風に揺られます。
おまけにみんなが一律に踊っているように同じ側へゆらゆらと。
森のなかへ〝おいでおいで〟と誘っているようでした。
そんな光景にうっとりしていると、
「カサっ、パキ」っと、なにかがどこかいるような気配が。
しばらく息を殺していると、これまでにない近さで出会いがありました。
わかりますかー、この黒いの。
この写真は、左のシダの山肌から出てきて、
舗装された道を越えて右側の山の中へ入ったところを撮りました。
角の生えた雄のカモシカです。
立ちすくむ私に気づいていたのかはわりませんが、
一瞥することもなくゆっくりとした動作で道を渡っていきました。
その距離は5メートルほど。
これまで車の中からの出会いはありましたがこんなことは初めてで。
ひょんなことで向かってくるのではないかという怖れがありましたが、
山に入った後で 「おいでー」 と言っていました。
彼はむしゃむしゃとなにかを食べていましたよ。
なにも護られるもののない山の中で獣と対峙するのは ・・・

久しぶりに新鮮な出来事でした。
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