12月9日 水曜日、
おはようございます。 静修CLUB へ ようこそ。
さむい!
でも、ひるまはあったかーい!
このところの静修です。
初雪が12月4日、
初霜が12月7日でした。
さて、12月6日(日)は、
静岡県下一斉の地震想定防災訓練でした。
この日、静修CLUBも新たな一歩を踏み出しました。
川上地区、大時地区、静修地区自治会で
応急手当を普及させていたたいたんです。
出向いた先で講習会の開催を呼び掛け、
2年かけてやっと実現にこぎつけました。
中山間地では、急病人が発生して救急車が到着するには
都市部では考えられないほどの時間がかかります。
救急車の到着を待つ間、窒息による呼吸停止を防ぐ方法を
勉強しました。
このところ応急手当を学ぶといいますと
いきなりAEDの使い方とか、
人工呼吸や心臓マッサージ(CPR)が指導されています。
たしかにAEDの配備数は増え(全国的にみれば)、
呼吸停止、心停止に近い状態になっている患者も
救える有効な救命機材です。
その一方でAEDは、
CPRの知識と手技をマスターしたうえで使って初めて
その有用性を発揮するものと思います。
呼吸と循環の知識を身につけ、CPRができるようになって
その流れの一部としてAEDが使えるようあになるためには、
相当な時間を要します。
応急手当を初めて学ぶ人に、
いきなり難解で長時間にわたる講習を受講させるのは、
応急手当アレルギーを持たせてしまうことになりかねません。
もちろんCPRやAEDを学んでおくことは大切です。
が、中山間地域に住む私たちにとっては、
傷病者がCPRやAEDを必要とするまでの間の応急手当が
まずは必要なんです。
都市部を対象に応急手当を普及していた頃には
中山間地域のこの実態など全く知る由もありませんでした。
医学はすごいスピードで高度専門分化しています。
応急手当もその進歩に沿って変化していきます。
ですが、なにごとも前に進むばかりでなく、
時には振り返って足元を固める努力も必要です。
今回指導させていただいた3つの集落では、
予想以上にたくさんのみなさんに参加いただき、
関心の高さがうかがえました。
〝いざというときできるように繰り返しやっとかんとな!〟とか
〝今度いつやる?〟などの声も聞かれ、
同じことでも何度でも来ますから練習しましょうと応えました。
静修CLUBとして、大きな一歩を踏み出した思いです。
川上地区第一公民館で
大時公民館で
静修公民館で
この講習会〝救急車が到着するまでにできること〟は、
脳神経外科医の指導を得ながら、
7名の指導員が普及にあたっています。
講習会を開催するにはどうしたらよいかや、
個人で受講を希望される方は是非お問い合わせください。
お問合せは、
090-2264-0173
・・・ 静修CLUB