こんばんは。 静修CLUB へ ようこそ。
さて、21日は坐禅会に顔を出しただけで、
〝山の音楽会〟が開かれる、砂川へ向かいました。
静修CLUBが参加するのは、これが初めてです。
今日はいつものピザとコーヒーに加えて、
焼いもとボルシチをご提供します。
ひろちゃんとしょうちゃんが室内で売り手を、
わたしは窓の外でピザを焼き、焼き芋を温めました。
朝のうちは冷たい風が強くて、
かまどに火を入れるのに慎重になりましたが、
その風も徐々に収まって、日差しの暖かい一日になりました。
さあ、音楽会の始まりです。
まずは音楽会を企画した奥さんと母上による琴の合奏です。
雲上集落で聴く
琴の音は、
一段と妙なるもので、
限られた人数で聴く
贅沢さよ。
つづいて、二胡の演奏です。
この楽器を奏でる人口も増えてきたというもののまだまだで、
奏者は〝合奏してならではのこの楽器のよさ〟を伝えたいと
語っていました。
スペシャルシートのお二人、
狭い集落の中でのその関係が気にかかります。
ギター演奏は、この後フランス語の独唱と続きました。
ギターの弦が控えめな響きを奏でる間も、
こどもたちの場をはばからぬ所業は、続くのでありました。
ねえねえ、おじさんさぁ ・・・ 、
ねぇったらぁ ・・・ 、
ぼくもなかまにいれてよぉ!
こどもみたいなこと、しないでよぉ!
人口減少と高齢化が続く中山間地の集落は、
こどもたちの天下であります。
自由奔放と自律我慢は、陰陽の関係にあります。
それにしても、ポーズをとる子の傍らでおにぎりにかぶりつく、
このまさにこどもらしい奔放さを、
年頃になっても失ってほしくないなぁと願うのでありました。
集落のご婦人方によるカラオケ、
女装した飛び入り参加者の歌と、
山の音楽会は徐々に気品から
縁遠くなり、
気の遠くなるように深淵に落ちていく感がございました。
そして、フラダンスのご披露で閉会となりました。
常磐ハワイアンセンターにも引けを取らないその迫力は、
中山間地での日々の生活に勇気を与えてくれました 。。。
誰に見せるためのものでもなく、
自分たちが楽しむための手作り音楽会は、
実に素朴で暖かく、
古から続く、田舎歌舞伎につながるものを感じました。
静修でもこんなん、やってみたいなぁー
・・・ 静修CLUB