おはようご゜ざいます。 静修CLUB へ ようこそ 
昨晩は、台風のような風と雨でした。
気象情報によれば、荒天をもたらした低気圧は984hPaでしたから、
まさに台風ですね。
樋の雨水を集めた排水路は、ごうごうと滝のようでした。
さて、集落の長老によると、今年はハチが多いとのことです。
茶原でも、いたるところでブンブン飛び回っています。
暑い夏だったせいなのか、台風が遅くまで襲来したせいでしょうか。
そんななか、静修では11月1日、ハチの巣退治がありました。
静修の危なっかしい一大イベントでした。
大スズメバチが二階建ての軒下に巨大な巣をつくっていました。
この家の前は静修のメインストリートといってよく、
みんなが行き来するのですが、
誰一人としてこの巣の存在には気付いていませんでした。
「あっという間にできたのかねぇ」という説が有力でした。
梯子に上って 近くで撮った巣の様子です。 とにかく、でかい 

撤去作業は、専門業者に依頼して夜暗くなってから始まりました。
明るいうちに撤去すると、巣の外に出ていたハチたちが帰ってきて
襲われることがあるからだそうです。
小さくても4センチ近くあるハチですから、一網打尽が必要です。
さあ、暗くなってきましたから、完全防御で梯子に上ります。
巣をつついて穴をあけ、ここに向けて殺虫剤を噴射 
ハチたちが驚いて巣から飛び出してきます。
下で見ている私たちのまわりでも羽音がしはじめます。
穴を大きくしたり、新たに穴をあけたりしながら噴射します。
噴射は結構な時間続きました。
そろそろよかろうと、大きな補虫網で巣をすくうように覆います。
補虫網を引っ張って巣を軒から落とそうという算段です。
ところが大きな巣だけに、しっかり貼り付いていてなかなか落ちません。
不安定な足元を気にしながら巣を揺すります。
上の写真はカメラのフラッシュをたいて撮りましたから明るく見えますが、
実際には真っ暗ななか懐中電灯を照らしながらの作業で、
下で見ている私たちもハラハラするほどスリルがありました。
やっと巣が庇の上に落ち、
網の中でブンブンいっているハチに向けて殺虫剤を噴射します。
作業員と比べても巣の大きさが分かりますよね。
このあと、巣は下におろされてその大きさがわかったとのことでしたが、
残念ながら仕事の電話がはいって、巣を見られませんでした。
翌日聞けば、作業員も〝今年最大の巣〟といわれたとのことでした。
作業員の方に教えていただいたミニ知識ですが、
ハチに二度目刺されるとショックを起こすことがあると聞きますよね。
この二度目というのは、最初と違う種類に刺されても起こるのだそうです。
勉強になりました。
みなさん、お疲れ様でした。
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