おはようございます。 静修CLUB へようこそ 

けさも 静かな静修です。
聞こえるのは 鳥の声だけです。
それも時折 趣を添えるように。

静修も 実りの季節を迎えました。
畑では 芋、大根、ホウレンソウ、しし唐 ・・・
山に行けば 柿、栗、名前も知らない赤や青、そして紫の実が。
豊かな山里です。
「あんたね、これ食べたことないと思ってとってきた」
ちーちゃがこれを持ってきてくれました。
みぎの ほれ、これ

そうです。 あけびです!
見たことはありましたが、こんなに見事にはじけたのは初めてです。
銀座三越のフルーツコーナーで、
発泡スチロールの網にだーいじにくるまれたのがありましたね。
紫と茶色が入り混じったそのからは、ほんの3センチほどの割れで、
中にどんな身が入っているのか、垣間見ることすらできませんでした。
ずいぶん高いものなんだなぁと思った記憶があります。
「木の周りの地面に殻がいーっばい落ちちゃいるんだが、
誰が食べたんかなぁー」と ちーちゃ。
うまくない表現ですが、
カエルの卵のまとまったようなのの先っちょを
指でつまんで口に運びました。
さっぱりしていますが、かなりの甘さです。
わたしは子供のころ〝せんじ〟と言っていましたが、
色のついていないかき氷のシロップみたいに甘いんです。
はじめのうちは恐るおそる果肉をなめていましたが、
その甘さに気が緩んだとき、
果肉の中心にあった種とおぼしきものが割れて ・・・ 。
これが結構渋いんですね。
思わず身とともに 食道の奥に送り込みました。
感想。
これは山の上用饅頭ですな。
・・・ 
