静修CLUB へ ようこそ 
秋祭りの準備が進んでます。
先週土曜日は福引大会の景品準備、日曜日はしめ縄作り、
今週日曜日は集落内の草刈りです。
10月初めの祭りに向けて、着々と進んでます。
その中で、しめ縄作りに参加しましたので、報告します。
まず、私はテレビでは見たことがありますが、体験は初めてです。
正直なところ、恐る恐るの参加でした。
朝8時半、先生の長老宅に向かいました。 到着時にはすでに作業が始まっていて、
この時点ですでに師匠に対し無礼な状況と相成りました。
作業開始です。
まず驚いたのは、稲藁で太い〆縄を編むのに三段階あるってこと。
第一段階 ・・・ 藁1本1本の袴を外します。
第二段階 ・・・ 藁を15本束にして根元でくくります。
第三段階 ・・・ この束をよってねじって縄にしていきます。
さぁ、入門生の私と一緒に 袴取りの作業から始めましょう。
藁は、田んぼで刈って実をこいだ状態です。
藁1本を手に取って、茎についてる葉柄といいますか、
いわゆる袴 (わかりにくいですよねぇ・・・) を1枚づつ外していきます。
師匠が袴を外して、
「こんな状態にすりゃあええがなぁ」
といわれたのがこの写真です。
芯の茎とその先の穂の残骸だけになっています。
元の稲藁の三分の一以下のかさになっています。
〝外す〟作業は簡単に思えますが、
藁によって袴の枚数も形もまちまちで、
藁そのものの太さも違います。
単調ではありますが、気の抜けない作業です。
4人が囲んでいる藁の山、
これ、外した袴なんです。
つまり ゴミ。
このゴミは、外し終わった藁の
4倍くらいのかさになります。
ですから、藁でしめ縄用に使えるのは たったの2割なんです。
知ってました? 私は全く知らず、袴も取らずいきなり綯えるのかと思っていました。
睡魔が襲ってきました。 残りはのちほど ・・・
・・・ 